「第3回語り場」のやや遅い概要報告

2021年10月9日(土)14:00~16:10に開催した「第3回語り場」の概要のやや遅い報告です。

今回も初めての参加者が多かったので、仁徳地域商会の設立経緯の説明と出席者の簡単な自己紹介を行いました。参加者は、会場が全員で16名、ZOOMによる参加が1名でした。

まず初めに、会員の児玉純子さんが「私と仁保~ご縁に感謝~」と題して、煩わしさはあるもの“田舎くらし”の良さについて熱く語られました。山口市の小郡地域に暮らしていたが、ご主人の単身赴任を契機に、ご主人の実家のある仁保地域に住むことにされたそうです。人数の少ない地域での子育てを通じての出会いは濃密で、この密な関係の有難さを感じられたのは、娘さんの大変な病気の際だったと、つらいご経験をお話しくださいました。食の大切さを感じるようになり、食育指導士となられます(現在は上級食育指導士となっておられます)。幅広い年代との関わりの中で、学んできたことが途切れていることを痛感されたそうです。しっかりと子供たちに食の大切さを伝えることが重要だと、ますます感じられました。そのために様々な活動に参加され、その様子をお話しくださいました。

次いて会員の鈴木啓二朗さんが「アートを通した地域活性化」と題して、現代美術作家の視点と仁保・徳地の地域資源について話してくださいました。山口市に来られてからの取組のうち仁徳地域に関連するものについて語っていただきました。仁徳地域の地域資源として徳地手漉き和紙を素材として採用されたそうです。和紙製造の全てを体感された上で作品づくりに取り組まれました。「こどもとアート」ということで、仁保地域交流センターから隕石が落下した信行寺までの観察ウォーキングをされたそうです。仁保にはKDDIのパラボラアンテナもあり、隕石と併せて宇宙との繋がりが深い地域といえるのではとお話されました。

鈴木さんのテーマを受けて登場されたのは、役員でもある末永光正さんです。末永さんは、仁保在住で“百壱姓”として「時感」をテーマにした作品制作をするアーティスでもあります。アートを通した地域づくりのヒントなどについて話してくださいました。二足歩行を始めた人類は手が自由となり、全ての人がクリエイターになった。つまり誰もがアーティストであると語られました。

概要は以上のとおりです。もう少し詳しい情報をお知りになりたい方は、本会へお問い合わせください。

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